
1枚:800円
かふぇ あたらくしあ が所蔵するSPレコードの名盤(名演・隠れた名盤・希少盤・・・)を、「クレデンザ1926(時にシレナ1912)×78rpmの邂逅」コンサートと連動し、CD-Rにして頒布するシリーズ。
コンデンサーマイク1本で録音された音源は、イコライジング、マスタリングなどの作業を敢えて行わず、そのままCD-R化しています。
著作権および著作隣接権もすべてクリアになった音源ですので、安心してお楽しみください。
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ブラームス
ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
ロンドン交響楽団
英HMV D 1376/78
1927年12月6日 ロンドン・クイーンズ・ホール 録音
ベートーヴェン
交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
『アテネの廃墟』序曲 Op.113
バルセロナ・パブロ・カザルス管弦楽団
英HMV D 1725/28
1929年7月2日 バルセロナ・オリンピア劇場 録音
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 ― 声部の対話
カザルスのブラームスは、声部が人格を持ち、互いに語り合うように響く。中声部の明確化、低音の歩みの方向性、そして終曲パッサカリアでの精神的上昇。これは、室内楽の名手としてのカザルスが、オーケストラを巨大な室内楽アンサンブルとして扱った証拠であろう。
ベートーヴェン:交響曲第4番 ― 構造と呼吸の統合
カザルスのベートーヴェン4番は、室内楽的透明性と、倫理的構造感の両立という、彼独自の音楽観が最も純粋に刻まれた録音である。序奏の呼吸、主部の推進力、展開部の緊張の上昇、そしてコーダでの精神的な高揚。これらはすべて、チェロ奏者として培った“語り”の感覚が、オーケストラ全体に拡張された結果である。
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