
かふぇ あたらくしあ が所蔵するSPレコードの名盤(名演・隠れた名盤・希少盤・・・)を、「クレデンザ1926(時にシレナ1912)×78rpmの邂逅」コンサートと連動し、CD-Rにして頒布するシリーズ。
コンデンサーマイク1本で録音された音源は、イコライジング、マスタリングなどの作業を敢えて行わず、そのままCD-R化しています。
著作権および著作隣接権もすべてクリアになった音源ですので、安心してお楽しみください。
LPレコード時代もヴァイオリニスト、教師として活動していたにもかかわらず、LPレコードの録音を全く残さず、また残されたSPレコードも復刻されることがなく時が過ぎて行ったイギリスの女流ヴァイオリニスト、イゾルデ・メンゲス(1893年5月16日生 - 1976年1月13日没)。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の世界初録音は1923年の旧吹込み時代にメンゲスによって行われた。
今回CD-Rでお届けするのは、そのべートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」と、メンゲスの電気録音期を代表する『クロイツェル・ソナタ』。
「はちみつのようなヴァイオリン」と称されるメンゲスの香り高く、格調のあるロマンティックな演奏をご堪能ください。