【日時】4月20日(日)開場:13:00/開演:14:00(終演予定:16:30 途中休憩あり)
【料金】チャージ1,000円 + 1ドリンク以上オーダー
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Lotte Lehmann
20世紀を代表するソプラノで、特にドイツ・リートの世界において他の追従を許さず、SPレコード時代に数多くの録音を残しているロッテ・レーマン(Lotte Lehmann, 1888年2月27日 - 1976年8月26日)。
その録音は、ベルリンを本拠に活躍していた1920年代のOdeon-Parlophone時代のものと、ナチス政権を嫌いアメリカに移住した1930年代~1940年代のVictortおよびColumbia時代の2つに大別できる。
アメリカ時代、レーマンはシューベルト、シューマン、ブラームス、R.シュトラウスなどの主要作品を集中して録音。特に史上初の女声による全曲録音となったシューベルトの2大歌曲集『美しき水車小屋の娘』と『冬の旅』、そして音楽的、イデオロギー的にも深く結びついていた巨匠、ブルーノ・ワルターがピアノ伴奏を務めたシューマンの歌曲集『女の愛と生涯』と『詩人の恋』は、レーマンのレコ―ディング・キャリアの集大成と言ってよい音盤である。
今回はその中から『美しき水車小屋の娘』全20曲と『詩人の恋』全16曲を、アメリカCOLUMBIA MASTERWORKSのオリジナルSPレコードとクレデンザ蓄音機で堪能する。
[演奏盤]
シューベルト
歌曲集『美しき水車小屋の娘』
全20曲
ピアノ:パウル・ウラノフスキー
1942年6月22日、25日
ニューヨーク 録音
COLUMBIA MASTERWORKS SET MM-615
シューマン
歌曲集『詩人の恋』全14曲
ピアノ:ブルーノ・ワルター
1941年8月13日 ハリウッド 録音
COLUMBIA MASTERWORKS SET MM-486