
[日時]2025年12月14日(日) 開場:13:00/開演:14:00
[朗読]松浦このみ [選曲]久保田克敏
[料金]4,500円(ブレンドコーヒー&プチ・スイーツ・プレートつき)
※コーヒーの苦手な方にはソフトドリンクのご用意があります。
チケットは9月13日(土)正午より発売
『楽興の時 十二章』は、辻邦生(1925-1999)が1990年に発表した連作短編集。
それぞれ花の名を冠した12の物語は、さらに緩やかに連関するクラシックの楽曲も結び付けられています。
今回はルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)の『ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24《春》』が登場する『水仙』を朗読いたします。
筆マメだったヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト(1756-1991)がその生涯に送った書簡は、現在残されているだけでも約620通。
これらはモーツァルト自身の率直な言葉遣いやユーモア、家族への思いが生き生きと伝わり、天才作曲家の「素の姿」を知る手がかりとなっています。
また創作過程が可視化され、作品分析の基礎資料となるほか、18世紀の社会史・言語史、音楽流通の仕組みの一次資料としても価値の高いものです。
朗読とその作品、手紙に連なる音楽(レコード)。
松浦このみ、久保田克敏、同じラジオ局で社会人デビューしたOG、OBの新しい視点による朗読会の幕開けです。
♪おかけするレコード♪

ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24《春》
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
1933年録音・蓄音機再生

モーツァルト
ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調 K.450
アンネローゼ・シュミット(ピアノ)
オトマール・スイトナー(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ
1963年録音
他 計4曲を予定
朗読:松浦このみ
静岡エフエム放送(K-MIX)アナウンサーを経てフリー。
Tokyo FM、ラジオ日本などで、数多くの番組パーソナリティを務める。
朗読は19歳のときより山内雅人氏、鎌田弥恵氏に師事。
1995年朗読と音楽で空間をつくるgusuto de piroを立ち上げ、
ピアノ西村由紀江との「風をあつめて」シリーズの他、
箏奏者八木美知依との「箏の顚末」シリーズでは『源氏物語』に取り組むなど、
自らの企画公演に長年取り組んでいる。
また一般向けの朗読教室を主宰。NHK-Eテレ「おとな時間研究所」にて紹介される。
著書『聞き手も読み手も楽しめる朗読のレッスン~言葉の後ろにあるものと対話する』(彩流社)

選曲:久保田克敏
1987年4月 静岡エフエム放送(K-MIX)入社。
在職期間35年のうち33年半、番組編成・制作業務に携わる。
編成制作本部長、編成事業本部長などを歴任。
2022年3月 静岡エフエム放送株式会社を早期退職。
2022年4月 中学3年生の頃夢見た「神保町で音楽とコーヒーを楽しむ喫茶店開業」を
現実にするため、そしてセカンドキャリア構築のため「かふぇ あたらくしあ」を開業。
静岡エフエム放送入社時、松浦このみは既にフリーとして活躍しており協働した経験はないが、
あたらくしあ開業後に関係が密となり、2024年に朗読イベントを開催。現在に至る。

チケットは9月13日(土)正午より発売
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