【日時】2025年2月16日(日)開場:13:00/開演:14:00(終演予定:16:30)
【料金】チャージ1,000円 + 1ドリンク以上オーダー
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18世紀後半の古典派時代から現代に至る西欧音楽の歴史の中で、ブラームスをもって『室内楽曲の王者』とすることに異論を挟む余地は無かろう。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンはブラームスより多くの室内楽作品を生み出したが、幼年期から青年期の作品を含めるとその全てが「傑作」とは言い難く、自らの作曲欲求に拠らない作品も多い。
一方ブラームスはと言えば、21歳の時に作曲したOp.8の「ピアノ三重奏曲 第1番」を皮切りに、最晩年(61歳)の「クラリネット(ヴィオラ)・ソナタ 第1番、第2番)Op.120」に至るまで、現在でもコンサートや録音で頻繁に取り上げられる名品を、我々が通常「室内楽」と聞いてイメージするほとんどの編成で書き上げている。その数24作。
今回はそんなブラームスの室内楽を、SPレコー時代の誉れ高い名盤、超名演ながら未だ多くに知られていない(復刻が進んでいない)音盤で愉しむ。