[日時]2024年10月20日(日) 開場:13:00/開演:14:00(終演予定:16:00)
[料金]チャージ1,000円 + 1ドリンク以上オーダー
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作曲家であり、優秀なピアニストでもあったW.A.モーツァルトにとって、ピアノ協奏曲は自身のアイデンティを世間に表明するための最も明快な作品群であった。
と同時に弟子を始めとし、当時のアマチュア・ピアニストが演奏したい、そして演奏出来る作品であり、それは「売れる作品」でもあった。
1948年以前のSPレコード時代、その名作度からすれば決して多い作品数、録音数ではなかったが(反語的に言えば「だからこそ」)、モーツァルトのピアノ協奏曲の音盤には魅力的なものが残されている。
今回はそんな音盤の中から、マグリット・ロン、エドウィン・フィッシャー、ヴァルター・ギーゼキング、そしてアイリーン・ジョイスのSPレコードをピックアップし、クレデンザ蓄音機でお届けする。
【演奏盤】
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
エドウィン・フィッシャー(ピアノと指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
HIS MASTER’S VOICE D.B.2118/21 1933年11月24日 録音
ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271 ≪ジュノーム≫
ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
ハンス・ロスバウト(指揮)
ベルリン・シュターツカペレ
Columbia LX 559/562
1935年9月29日 録音
ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
マグリット・ロン(ピアノ)
フィリップ・ゴーベール(指揮)パリ交響楽団
Columbia LX 527/29
1935年12月13日 録音
ピアノとオーケストラのためのロンド イ長調 K.386
アイリーン・ジョイス(ピアノ)
クラレンス・レイボールド(指揮)管弦楽団
Parlophone E 11292
1936年2月5日 録音