
日時:4月2日(日) 開場:13:00/開演:14:00(終演予定:17:30 途中休憩あり)
料金:3,000円(2ドリンク+1おつまみ込み)
ご予約は「こちら」から(お名前・ご連絡先・人数を明記願います)
第二次大戦中のフルトヴェングラーとベルリン・フィルのベートーヴェン『第九』演奏会に登場する
合唱指揮者ブルーノ・キッテルと彼の合唱団。
彼らがベルリン・フィルと録音した1942年晩夏の『マタイ受難曲』全曲(一部慣習的なカットあり)。
1942年の夏の終わりから秋にかけての
ナチスの帝都ベルリン、そしてドイツはどんな状況だったのでしょうか?
それは「スターリングラード攻防戦」の局面が、
ドイツ有利からソビエト有利に傾き始めた時期であり、
この戦闘での大打撃、消耗がナチス・ドイツ敗戦、破滅のきっかけとも言われています。
そんな時期にベルリンで録音された『マタイ』・・・。
バインダーブック2冊に収まった12インチSP盤18枚36面はコンディションも大変よく、
81年前のレコードが、この状態で残されていること自体が稀有です。
「聖週間」が始める「枝の祝日」に、そして混沌としたこの時代に
1942年の『マタイ受難曲』を1926年製クレデンザ蓄音機で聴く。

J. S. Bach
Matthäus-Passion BWV 244
Tenor [Evangelist] – Walther Ludwig
Bariton [Jesus] – Hans Herm. Nissen
Sopran – Tilla Briem
Alt – Gusta Hammer
Bass [Judas] – Fred Drissen
Chor – Bruno Kittelscher Chor
Orchester – Berliner Philharmoniker
Dirigent – Professor Bruno Kittel
Polydor – 67951/68 (18 x Shellack, 12", 78rpm)
Aufgenommen in Berlin, August-September 1942